1-B17 MR流体を用いて形状と硬さを動的に提示する触覚デバイスの提案
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1-B17 MR流体を用いて形状と硬さを動的に提示する触覚デバイスの提案
上村 宙(北海道情報大学),湯村 翼(北海道情報大学)
提示するデバイスとして,振動を用いて手触りなどを再現するもの,ピンアレイを用いた形状や点字を提示するものなどが研究されてきた.これらのデバイスでは,手触りや形状,硬さなど触覚情報の部分的な要素の提示にとどまり,触覚の複合的な提示を行うことはできていない.そこで本研究では,形状と硬さの両方を動的に提示するデバイスを開発する.MR流体と6個の電磁石を用いて2×3の解像度のプロトタイプデバイスの実装を行った.また,操作用のGUIアプリケーションを実装した.このデバイスにより,点字の表示や,物が動いているような感覚を提示することが可能となる.